レチノール入りのアイテムを使うとビニール肌になるって本当?
トレチノインとハイドロキノンってシミや肝斑に効果あるの?
ビニール肌になったかもしれない!
どうしよう!
もし、このようなお悩みを持っているなら、ぜひこの記事を読んでください。
私は、過去に、日本の美容皮膚科でシミ肝斑対策を行い、
その後、夫の転勤で海外に渡り、レチノールとハイドロキノンの軟膏を現地で購入し長期使用。
さらに海外の美容レーザーを経験しています。
その一連の流れの中で、私が経験してきたこと、失敗して後悔したことをご紹介したいと思います。
結論からお伝えすると、ズバリ、
トレチノインとハイドロキノンってシミや肝斑に効果あるの?
- 私の場合は、美容皮膚科でのレチノインとハイドロキノン処方は効果が有った。
→シミ、肝斑は薄くなった!➕トラネキサム酸の服用も大事!
レチノール入りのアイテムを使うとビニール肌になるって本当?
- 海外の薬局でレチノールとハイドロキノンの軟膏を購入し長期使用したことで、ビニール肌になりました
ビニール肌になったかもしれない!どうしよう!
- 私の場合、ビニール肌は、レチノールとハイドロキノンをやめて1、2年で、元の肌の状態に戻った(当時40歳)
この記事でご紹介する内容は、実際に私が経験したし、後悔もしたので、きっとあなたのお役に立てるものだと思います!
ちなみに、私の失敗談は、
日本の美容皮膚科の通院で失敗したのではなく、
あくまでも自己判断で行った行為で、失敗し、後悔したんです。
つまりまとめると、
という3点です。
結論として、
シミ、肝斑は良くなり、
ビニール肌は治りましたが、
美容レーザーによる「白斑」はもう永久に元に戻りません…泣
私と同じ失敗をする人は、そうそうないと思いますが、
レチノールとか、ハイドロキノンって効果どうなの?
レチノール入りの化粧品で、ビニール肌になるんじゃないかと心配…
と思っているあなたのお悩みのヒントになる内容になっています。
ぜひ最後まで読んでいただいて、私を反面教師にしてもらえたらと思います。
『私の場合』美容皮膚科で処方されたレチノインとハイドロキノン+トラネキサム酸の効果
それでは、私のシミ、肝斑についてお話ししていきましょう。
39歳の時(今から7年前)、私は肝斑で真剣に悩んでいました。
色白でもあるので、結構目立っていて、コンプレックスでした。
毎日シミや肝斑に悩みたくない!レーザーで取ってしまいたい!
と思い立ち、レーザーも行なっている美容皮膚科で診察を受けました。
すると、
あなたの場合は、シミと肝斑の複合型で今すぐレーザーでは取れないので、
トレチノインとハイドロキノン+トラネキサム酸で様子をみましょう。
ということになり、処方されたトレチノインとハイドロキノンを、注意事項もしっかり聞いて、用法容量を守って、使用しました。
私の場合は、しっかりa反応も出ました。
もちろん、治療中は、紫外線にも当たらないようにしっかりガードして過ごしていました。
通院して、半年間続けたところ、しっかり効果が出て、濃かった肝斑の色が薄くなり、コンシーラーで隠さなくても、カバー力のあるファンデーションであれば問題ない程度に落ち着いたんです!
肝斑は薄くなり、
私の場合は、
レチノインとハイドロキノン+トラネキサム酸の効果ありでした!
その後、肝斑が落ち着いた後に、シミの代表格、老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)をレーザーで取り除こう!という話になっていきました。
そんな中、夫から、
海外赴任が決まった
えーーー!!
私のシミの治療が途中なんですけどーーー!!
という感じで、夫の海外赴任で、
シミ、肝斑での通院の途中で、東南アジアへ引っ越すことになってしまったんです。
美容皮膚科の先生にそのことを伝えると、
せっかくここまで肝斑が薄くなったのに残念ねぇ、
東南アジアは日差しが強いので、徹底的にガードして過ごしてくださいね!
ということで、治療を中断し、
最後にわがままを言って、追加でトレチノインとハイドロキノンを処方してもらい、肝斑の日本での通院を終了しました。
レチノインとハイドロキノンが入った市販の化粧品って効果はどうなの?
レチノールとか、ハイドロキノンって効果はどうなの?
私は以前ハイドロキノン入りのクリームを使っていたことがありますので、その経験からお話しすると、
結論としては、
- レチノールやハイドロキノン含有の日本で市販されている化粧品は、シミ肝斑への効き目は穏やかです。
- 皮膚科などで処方される、トレチノインやハイドロキノンは濃度が高いものであれば、効果は期待できるでしょう。
個人差があるので、参考までに。
日本では、化粧品で効果を実感できるほど高濃度のものを多く含有することが難しいので、
やはり、医療機関で処方されたものを使った方が、効果を実感するまでの時間は短いと思います。
では、ここで、
レチノールとハイドロキノンについてカンタンに解説しておきたいと思います。
レチノールとは…?
レチノールはビタミンAのことです。
トレチノインよりも穏やかな効き目で、化粧品に含まれています。
レチノールは、シミ、ニキビやニキビ跡の症状緩和目的で、クリーム、化粧水などに含有されており、市販品なら、薬局などで購入できます。
私が、美容皮膚科で処方されたのは「トレチノイン」です。
トレチノインは、レチノールより効き目があるので、効果を期待したいなら、必ず病院で処方してもらってくださいね。
一方、
ハイドロキノンとは…?
市販の化粧品に含まれており、こちらも薬局などで購入できます。
主に肌のトーンアップ目的で使用されています。
ここで、先にもお伝えしましたが、
レチノールもハイドロキノンも、日本で市販の化粧品は、医者に処方してもらったものに比べて含有量などが少なく、効果も穏やかなので、
ちゃんとした美容皮膚科を受診し、診てもらうのがシミ肝斑解消への近道だと私は思います。
効き目や、シミ、肝斑の状態は、個人差が大きいので、あくまでもこれは私の場合の例として聞いていただけたら嬉しいです。
【失敗談その①】自分で肝斑を完全に治そうと、レチノールとハイドロキノン入りの軟膏を海外で購入し、使用した結果、ビニール肌へ
日本で行った、美容皮膚科の通院は大成功でした!
でも、問題はここからです。
海外に引っ越しから数ヶ月経ち、皮膚科で処方され、海外に持参したトレチノインとハイドロキノンがそこを尽きた頃、
私が滞在していた国では、処方箋無しで、薬局でレチノールとハイドロキノン入りの軟膏が、当時1000円くらいで手に入るという情報をゲット。
しかも、病院で処方されたレチノール含有量、ハイドロキノン含有量、共に同じ値だったんです。
これは!!と思い、ためしに購入してみることに。
レチノール入り軟膏① 0.1%含有 容量20g
meru40.com
レチノール入り軟膏② 0.05%含有 容量20g
meru40.com
ハイドロキノン入り軟膏② 4%含有 容量20g
meru40.com
めっちゃ簡単に近所の薬局で手に入りました!
私はこの時すでに、日本の皮膚科で正しい使い方や、気をつけるべき点をレクチャーされていたので、問題ないだろうと思ってました。
用法はしっかり守っていたし、特に住んでいた国は赤道に近いので、やり過ぎというぐらい、紫外線も徹底的にガードして過ごしていました。
そうして過ごしているうちに、私の肌も、このレチノールやハイドロキノンに慣れていたせいか、特に赤く反応することもなく、
お守りのように毎日使い続けていたんです。
海外生活で、
いつも日本で使っている化粧品も手に入らないし、とりあえずトレチノインとハイドロキノンを続けてみよう!
これが失敗の始まり…
という安易な考えで、リピ買いを繰り返し、そこから1年間使い続けてしまったんです。
これがないと、シミが濃くなったりするかもしれない…
という不安にかられ、
結果、長期間、使いすぎました、、、、
ある時、自分の肌がツルッツルなんだけど、なんか薄い、、、、昔の私の肌と違う感じ、、、、
慌ててネットで調べたら、なんと『ビニール肌』!
ネットの画像を見て、
まさにコレ、私じゃん!
という状態…
慌てて使用を中止したものの、時すでに遅し…
この時、海外生活ということもあって、皮膚科も近所にないし、大人しく、シンプルなスキンケアに戻して様子を見るしか有りませんでした。
【失敗談その②】海外でシミ取り目的で美容フェイシャルレーザーした結果、「白斑」出現?!
ビニール肌になって、数ヶ月してもビニール肌には変わりませんでした。
いつになったら元通りになるんだろうと思いながら、レチノールとハイドロキノンの使用を中止して、様子を見ていました。
そして、使用を中止してから半年が過ぎた頃、
日本人の駐在員のお友達と、現地の美容クリニックに行き始め、美容レーザーの回数券を購入し5回ぐらい通いました。
回数券を使い終わったのち、
地元で新しくできた、最新の機械を導入したピコレーザーを行なっている美容クリニックへ転院したんです。
なんとその時、新しい転院先のクリニックのカウンセリングで、私の左頬に「白斑(5mm角)」ができているということが発覚!
なぜそこまで気づかなかったのか?って話ですが、
おそらく、私は、鏡で正面からしか見ていなかったので、横顔をしっかりチェックできていなかったんでしょうね。笑
もう私のブログ記事を読んでくださっている人なら、私のいい加減なキャラクターはご存じでしょうから、わかっていただけるかと。笑
現地の、転院先のクリニックの先生によると、
もうこれは、メラノサイトがレーザーにより死滅しているので、色素が一生このままですね。
マジか、、、
ハイドロキノンとレチノールを使い続けていて、その効果が残っている状態で前のクリニくでレーザーを使ったのが、白斑の一因かもしれないね。
ということでした。
でも、
大丈夫!「白斑」は、その周りの肌が日焼けしたり色が濃くならない限り、美白をキープしていたら目立たないから!
と、あっけらかんと言われたので、なんだか納得。
そっか、自分でも「白斑」に気づかなかったぐらいだし、美白をキープすればいいか!ということで、一旦納得。
この美容クリニックの先生はフレンドリー、ピコレーザーも経過が良く、お肌のコンディションを整えてくれました。
というわけで、私は、
海外で購入した軟膏レチノールとハイドロキノンを自己判断で使ったことでビニール肌になり、
その後半年経っても、その影響が抜けきらない状態で、
美容レーザーを行なってしまった結果、
一生消えない「白斑」が左頬に5mm角で残ってしまったのでした。
現在の肌の状態。失敗から学んで、現在までどう過ごしてきたのか?
みなさんも気になるかもしれません。
私のビニール肌、白斑、肝斑、それぞれについて現在の状況を報告しますね。
ビニール肌はどうなった?
私の経緯、
- 日本で、美容皮膚科で処方された、レチノールとハイドロキノン軟膏を半年間使用
- 海外では、薬局で購入した市販のレチノールとハイドロキノンの軟膏を自分の判断でおよそ1年使用
その結果、医師にビニール肌と診断されたわけでは有りませんが、自分でビニール肌であると判断、
その後、軟膏の使用を中止し、これまで自分に合うごく一般的なスキンケアを続けています。
ビニール肌のために意識していたのは、
ネットで調べて、これらをできる限り続けました。
現在、46歳。
39歳で初めて美容皮膚科を訪れてからから7年経ち、自分で肌を触った感触も、元通りに戻っています。
ビニール肌が治ったと実感したのは、3年前くらいになるので、
自分がビニール肌と気づいて軟膏の使用を停止し、それから1、2年後ぐらいには元通りの肌に戻っていたと思います。
もし、今あなたが、
私の肌、
ビニール肌になったかもしれない!
どうしよう!
と悩んでいるなら、大丈夫。
私より若い年齢なら、なおさら心配いりませんよ。
肌のターンオーバーが正常に進み、正しいスキンケアを信じて続けていけば、
私のよういつか元の肌に戻ると思います。
私は時間はかかりましたが、元の肌の状態に戻りました。
しかも日本に住んでいるなら、一年中夏というわけでもないですし、必要なスキンケアはどこでも手に入るので、すぐに対処もできるのだから、心配しないで大丈夫。
もしも気になるなら、皮膚科の先生に診てもらってくださいね。
ちなみに、
摩擦レスのクレンジングでオススメなのが、
です。
どれも肌と手のひらの間にクッションになてくれるテクスチャーで、素早く汚れを落とします。
摩擦レスのクレンジングはとにかく色々試してきました。
一方、ふきとり化粧水では、
拭き取りって摩擦あると思うかもしれませんが、
このビオデルマのクレンジングウォーターは、たっぷりとコットンを湿らせて使うことで、
擦らず優しく肌を撫でるだけで、スルスルと汚れが落ちますよ。
保湿に関しては、
がオススメです!
白斑はどうなった?
私の「白斑」は、一生物なので、変化なしです。笑
日焼けに気をつけて、白斑が目立たないように過ごしています。
自分ではあんまり気にならないので、普段「白斑」には、
コンシーラーを塗らずに、ファンデーションのみで過ごしていますが、
その状態で、誰かに「どうしたの?」とつっ込まれたことはありません。
すっぴんでいるときに、夫には、「ほっぺたどうした?」と何回か言われたことがありますが、それくらいなものです 笑
自分のミスなので、受け入れて過ごしています。
私と同じ経験をすることはないとは思いますが、今後年齢ともに、私の「白斑」が目立つようになってきたら、
メイクで上手に隠す方法を、この「美容ノート」にまとめていきたいとは考えています^^
肝斑はどうなった?
39歳で美容皮膚科を訪れた当初と比べたら、今は落ち着いています。
範囲としては、
- 両方の目の下から頬骨の辺り
- こめかみの辺り
- 両側の口角の付近
と範囲が広すぎるので、
コンシーラーを使わずに、カバー力のあるファンデーションで対処しています。
今は、「&bのファンシーラー」も気になっているところです。
肝斑はホルモンにもよるものなので、年齢的にももう少し様子を見ようと思います。
今、肝斑対策として、特別なことはしていません。
ビニール肌対策でしていることと、ほぼ同じです。
ビニール肌対策でしていることが、今も継続して、私の日常になっています。
まとめ
私は医者ではありませんので、ここでのお話は、あくまでも私の経験談、1つの意見として参考までに聞いていただけたらと思います。
今回、私が自分の体験談をお話ししました。
後悔はしていますが、私の中では笑い話です。
人があまりできないような経験ができたらか、逆に学びになったなというぐらいに思っています。
この経験があったからこそ、
この3つが、私の譲れない大事なスキンケアの基準になっているのも事実です。
保湿の観点からは、
佐伯チズ式コットンパックをした後、
また、摩擦レス洗顔については、
ビオレ洗顔ジェルでの洗顔に最近ハマっています。
クレンジングでは、
ビオレメイク落としマッサージブラックジェル炭が、肌への摩擦を最小限にして、なおかつクレンジングと毛穴ケアもしてくれるので、現在活用しています。
洗顔やクレンジングは、意外と肌への摩擦が大きいので、私は、なるべくならW洗顔不要のアイテムなどを選ぶとようにしています。
もちろん、紫外線対策も忘れずに!
あなたのお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
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